平成19年岩国市議会3月定例会報告


平成19年3月定例会は、2月27日から3月23日までの25日間の日程で開催されました。
議会開催中に諸般の報告2件、報告4件、諮問1件、議案110件が上程されました。
今回の定例会は平成19年度予算編成内容を審議するものであり、前年度予算のような
旧市町村の持ち寄りでなく、新しい町づくりの第一歩として適当であるかの審議が行われました。

一般質問は、24名が通告に基づき登壇し、4日間にわたる開催となりました。
質問事項は、「平成19年度予算」「施政方針」「愛宕山地域開発事業」「米軍再編」
「本庁舎建設」「福祉施策」等が多く取り上げられ、活発な質問がなされました。

また、各常任委員会審査報告は次のとおりです。

経済常任委員会においては、付託された32議案が可決され、
「平成19年度岩国市交通事業会計予算」と「岩国市交通事業の設置等に関する
条例の一部を改正する条例」の2議案は慎重審査の結果、否決いたしました。

総務常任委員会においては、付託された20議案は可決され、「平成19年度岩
国市一般会計予算」のうち、総務常任委員会所管分は慎重審査の結果、否決
いたしました。また、「岩国市男女共同参画推進条例」は慎重審査の結果、
引き続き審査すべきものと決しました。

建設常任委員会においては、付託された14議案を慎重審査の結果、可決いたしました。

教育民生常任委員会においては、付託された44議案が可決され、
「岩国市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例」については、
慎重審査の結果、否決いたしました。

議会最終日においては、議案第18号「平成19年度岩国市一般会計予算」は、
新庁舎建設事業に関し、国からの補助金が計上されず、合併特例債を充てることが
焦点になり、反対が過半数を占め、当議案は否決されました。
また、議案第33号「平成19年度岩国市交通事業会計予算」は、新会社設立が
焦点になり、反対が過半数を占め、当議案は否決されました。

また、議会最終日には、議員提出議案として5件が提出され、「在日米軍再編に
係わる決議」は22対11の賛成多数で可決いたしました。その他の議員提出議案
についても可決されました。

今回の3月定例会は、新年度予算編成を中心にして大きな変化があった議会で、
議案108件が可決、2件が否決となりました。


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