平成19年岩国市議会12月定例会報告
平成19年岩国市議会12月定例会報告
平成19年12月定例会は、12月3日から12月26日までの24日間で開催されました。
議会初日に、報告2件、諮問4件、認定15件、議案41件が上程され、1件が途中上程されました。
一般質問は、21名が通告し、12月11日から14日までの4日間にわたる開催となりました。
質問事項は、「米軍再編問題」「市財政問題」等を中心に活発な質問がなされ、再編問題について、市長は終始、再編反対の意思を表明されました。
各常任委員会は、12月17日から20日まで開催され、付託された案件について活発な質疑がなされ、当局の姿勢を厳しく追及する場面も多々ありました。各常任委員会の審査報告は、12月定例会会議録に掲載されていますのでご参照ください。
議会最終日に、議案195号「平成19年度岩国市一般会計補正予算(第6号) 」が上程され、総務常任委員会での審査の休憩中に、市長の辞職願いが提出され、本議案を通してほしい旨の要望がありましたが、慎重審査の結果、可否同数となり、委員長採決により否決すべきものと決しました。
本議案については、本会議において、市庁舎建設事業における予算の一部(収入)について、国庫補助金の確保を求め、残りを合併特例債とする修正案が提出され、修正案を賛成多数で可決しました。
また、市長から議長宛に提出された、12月28日付をもって退職したい旨の申し出については、異議なく同意することに決しました。
一般会計補正予算(第6号)を修正議決したことにより、市民生活への影響はほぼ解消されました。
市長辞職に伴う市長選が実施されることとなり、2月以降は選挙後の舵取により、新生岩国市が誕生するものと思われます。
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