経済常任委員会委員長報告 

  経済常任委員会に付託されました事件について、審査した結果を御報告いたします。
認定第  5号 平成18年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定について
 本件のうち、当委員会所管分は、慎重審査の結果、認定すべきものと決しました。
認定第 15号 平成18年度岩国市観光施設運営事業特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 16号 平成18年度錦帯橋管理特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 17号 平成18年度岩国市市場事業特別会計歳入歳出決算の認定について
 以上3件は、慎重審査の結果、認定すべきものと決しました。
議案第154号 平成19年度岩国市一般会計補正予算(第5号)
 本議案のうち、当委員会所管分は、慎重審査の結果、原案妥当と認め、可決すべきものと決しました。
議案第162号 平成19年度岩国市観光施設運営事業特別会計補正予算(第1号)
議案第163号 平成19年度錦帯橋管理特別会計補正予算(第2号)
議案第164号 平成19年度岩国市市場事業特別会計補正予算(第2号)
議案第170号 岩国市企業誘致等促進条例
議案第177号 財産の無償譲渡について
 以上5議案は、慎重審査の結果、原案妥当と認め、可決すべきものと決しました。

 それでは、審査の状況について御報告申し上げます。
議案第170号 岩国市企業誘致等促進条例の審査におきまして、
 委員中から、現行の条例が平成19年度をもって効力を失うことから、このたびの提案となっているが、現条例における事業者への奨励金の交付状況についてはどのようになっているのかとの質疑があり、
 当局から、平成19年11月末現在で、雇用奨励金26件、事業所等設置奨励金のうち、店舗等賃借料分97件、固定資産税相当分15件交付している状況である。また、雇用奨励金対象の新規雇用従業員数は合計84名となっているとの答弁がありました。
 続いて委員中から、こうした奨励措置以外に、企業誘致についてはどのように取り組んでいるかとの質疑があり、
 当局から、企業誘致については、市長のトップセールスを初め、県の企業立地推進室等と連携をとりながら進めているところであり、合併して以来、自動車の部品関連の企業を含む9社が進出している現状であるとの答弁がありました。
 これを受けて委員中から、次世代の子供たちの雇用の場を創出するためにも、条例の制定だけでなく、大手の企業を含めた企業誘致に積極的に取り組んでいく必要があると思うが、今後の方向性はどのように考えているのかとの質疑があり、
 当局から、御指摘のように、企業誘致は市の活性化につながる根幹になることから、今後においても県等とスクラムを組みながら、企業誘致の推進に精いっぱい努力してまいりたいとの答弁がありました。
 本議案は、慎重審査の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。
 なお、そのほかの案件につきましては、特に申し上げるべきことはございません。
 以上で、経済常任委員会の審査報告を終わります。


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