教育常任委員会委員長報告 

 教育民生常任委員会に付託されました事件について、審査した結果を御報告いたします。
認定第 5号 平成18年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定につ
いて
本件のうち、当委員会所管分は、慎重審査の結果、認定すべきものと決しました。

認定第 7号 平成18年度岩国市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 8号 平成18年度岩国市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 9号 平成18年度岩国市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第10号 平成18年度岩国市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第11号 平成18年度岩国市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第12号 平成18年度岩国市特定地域生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第13号 平成18年度岩国市周東食肉センター事業特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第14号 平成18年度岩国市平田梅が丘団地管理事業特別会計歳入歳出決算の認定について
以上8件は、慎重審査の結果、認定すべきものと決しました。

議案第154号 平成19年度岩国市一般会計補正予算(第5号)
 本議案のうち、当委員会所管分は、慎重審査の結果、原案妥当と認め、可決すべきものと決しました。

議案第155号 平成19年度岩国市老人保健特別会計補正予算(第3号)
議案第156号 平成19年度岩国市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
議案第157号 平成19年度岩国市介護保険特別会計補正予算(第2号)
議案第158号 平成19年度岩国市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)
議案第159号 平成19年度岩国市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)
議案第160号 平成19年度岩国市特定地域生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号)
議案第161号 平成19年度岩国市平田梅が丘団地管理事業特別会計補正予算(第2号)
議案第175号 岩国市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例
議案第183号 損害賠償の額を定めることについて
議案第189号 山口県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少について
議案第191号 訴訟の和解及び損害賠償の額を定めることについて  以上11議案は、慎重審査の結果、原案妥当と認め、可決すべきものと決しました。



それでは審査の状況について御報告申し上げます。
認定第5号 平成18年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定についてのうち、当委員会所管分の審査におきまして、民生費に関しまして委員中から、健康福祉市民会議の平成18年度の開催状況について質疑があり、
当局から、開催件数は、10月に役員選出のために開催した1回となっているとの答弁がありました。
続いて委員中から、健康福祉部では、市民会議に諮問・答申してもらいたいことや民意を聞く必要のある事項はなかったのか、また、市民会議に諮らずに新規に行った事業があれば示してほしいとの質疑があり、
当局から、新規事業として、介護保険について地域密着型サービス事業所の指定に関する事業等を始めたが、市民会議では、専門の委員会を設けるものについてはその委員会で審議をするということになっており、この事業については委員会を設けて審議を行ったところであるとの答弁がありました。
これを受けて委員中から、1年間何も活動がないようであれば、存在意義に疑問を感じるが、今、市民の声を聞くことができるテーブルは唯一、この市民会議しかないわけで、設置したからには大いに活用すべきではないのかとの質疑があり、
当局から、今後必要なものについては、この市民会議に諮問していきたいとの答弁がありました。
次に、衛生費に関しまして、委員中から、インフルエンザの予防接種の料金が医療機関によって異なることについて、医師会と行政との協議の場など、機会をとらえて、料金を低い方に統一できないものか要望してほしいとの意見がありました。
次に、議案第154号 平成19年度岩国市一般会計補正予算(第5号)のうち当委員会所管分の審査におきまして、教育費に関連しまして委員中から、先般、43年ぶりに実施された全国学力・学習状況調査の結果が公表され、山口県は全国47都道府県中、小学校は39位、中学校は15位であったが、この結果は、保護者にとっても非常に関心が高く、学校や個々の結果を公表することはできないのかとの質疑があり、
当局から、このたびの学力調査の成績については、県教育委員会の方針で、過度の競争や序列化を防ぐため数値結果は公表しないとされていることから、市教育委員会としても公表する考えはないが、学力面や学習面の分析結果については公表したいとの答弁がありました。
続いて委員中から、都道府県の段階まで公表したのだから、その結果をさらに生かすためにも、せめて市町村単位までは、公表してもよいのではないかとの質疑があり、
当局から、公表により学力や実力を確かめ合うのも一つの成果だと思うが、教育委員会としては、各学校のデータや個人のデータを各学校長に全部通知し、各学校の授業プログラムにおいて、どのようにしたら個々の実力を上げることができるかということを研究してもらいたいと考えている。委員の御指摘の点については今後の検討課題としたいとの答弁がありました。
本議案のうち、当委員会所管分につきましては、慎重審査の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。
なお、そのほかの案件につきましては、特に申し上げるべきことはございません。
 以上で、教育民生常任委員会の審査報告を終わります。


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