建設常任委員会委員長報告　

　　建設常任委員会に付託されました事件について、審査した結果を御報告いたします。

議案第　　１号　平成１９年度岩国市一般会計補正予算（第８号）
議案第　１７号　平成２０年度岩国市一般会計予算
　以上２議案のうち、当委員会所管分は、慎重審査の結果、原案妥当と認め、可決すべきものと決しました。
議案第　１２号　平成１９年度岩国市公共下水道事業特別会計補正予算（第３号）
議案第　１４号　平成１９年度岩国市水道事業会計補正予算（第２号）
議案第　１５号　平成１９年度岩国市工業用水道事業会計補正予算（第２号）
議案第　３１号　平成２０年度岩国市公共下水道事業特別会計予算
議案第　３２号　平成２０年度岩国市小規模下水道事業特別会計予算
議案第　３４号　平成２０年度岩国市水道事業会計予算
議案第　３５号　平成２０年度岩国市工業用水道事業会計予算
議案第　４７号　岩国市営住宅条例の一部を改正する条例
議案第　４８号　岩国市単独定住住宅条例の一部を改正する条例
議案第　５２号　岩国市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例
議案第　５７号　岩国市公共下水道根幹的施設の建設工事委託に関する協定の一部変更について
議案第　６０号　町の区域の変更について
議案第　６２号　市道路線の認定について
議案第　６３号　市道路線の廃止について
議案第　６４号　市道路線の変更について
　以上１５議案は、慎重審査の結果、原案妥当と認め、可決すべきものと決しました。

　それでは、審査の状況について御報告申し上げます。
　議案第１７号　平成２０年度岩国市一般会計予算のうち、当委員会所管分の審査におきまして、土木費の幹線道路対策費に関しまして、委員中から、今月２９日には国道１８８号岩国南バイパス、都市計画道路牛野谷線等が開通となるにもかかわらず、しかるべき箇所に信号機あるいは照明が設置されていないことや、目隠しフェンス等を設けるといった沿線住民対策について、いまだ積み残しとなっている点が数多く見受けられる。今後において継続して行われるこれらの課題への対応として、どのようなことが実施されるのかとの質疑があり、当局から、信号機について、岩国南バイパスにおける楠交差点と、牛野谷線において、横断交通量の多い交差点への設置の必要性は十分認識しているところであり、引き続き関係機関に対し早期の設置を強く要望してまいりたい。また、道路橋の照明についても、道路照明施設設置基準から、あるいは橋梁に歩道が設けられていることからも必要であると考えており、現在、国と協議を行っている段階である。さらに、牛野谷線における目隠しフェンスについては、今後、周辺の附帯設備等の整備を継続して行う中で対応されると県から伺っているとの答弁がありました。
　これを受けて委員中から、楠の交差点に信号機が設置されるまでの間、歩行者に地下道への迂回を強いることになる。地下道のほかに歩行者が安全に横断できる対策として、通行車両に徐行を行わせるなどの措置が考えられるが、交通対策についてはどのように考えているのかとの質疑があり、当局から、歩行者の道路横断に関する安全性の確保については、公安委員会とも協議しながら調整してきているところであるが、現段階では、当面、地下道への迂回をお願いすることになる。暫定供用が開始された後、当該箇所において、その状況を見ながら、必要に応じた対策を講じてまいりたいとの答弁がありました。
　本議案のうち、当委員会所管分につきましては、慎重審査の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。

　なお、そのほかの案件につきましては、特に申し上げるべきことはございません。
　以上で、建設常任委員会の審査報告を終わります。


定例会へ