経済常任委員会委員長報告 

 経済常任委員会に付託されました事件について、審査した結果を御報告いたします。

認定第  1号 平成19年度岩国市一般会計
歳入歳出決算の認定について
本件のうち、当委員会所管分は、慎重審査の結果、認定すべきものと決しました。 
認定第 11号 平成19年度岩国市観光施設運営事業特別会計
歳入歳出決算の認定について
認定第 12号 平成19年度錦帯橋管理特別会計
歳入歳出決算の認定について
認定第 13号 平成19年度岩国市市場事業特別会計
歳入歳出決算の認定について 
認定第 16号 平成19年度岩国市交通事業会計決算の認定について
以上4件は、慎重審査の結果、認定すべきものと決しました。
議案第 88号 平成20年度岩国市一般会計補正予算(第2号)
 本議案のうち、当委員会所管分は、慎重審査の結果、
原案妥当と認め可決すべきものと決しました。
議案第 95号 平成20年度岩国市観光施設運営事業特別会計
補正予算(第1号)
議案第 96号 平成20年度錦帯橋管理特別会計補正予算(第1号)
議案第 97号 平成20年度岩国市市場事業特別会計
補正予算(第1号)
議案第103号 岩国市サンライフ岩国条例の一部を改正する条例
議案第109号 損害賠償の額を定めることについて
以上5議案は、慎重審査の結果、
原案妥当と認め可決すべきものと決しました。

それでは、審査の状況について御報告申し上げます。

認定第1号 平成19年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定についてのうち、
当委員会所管分の審査におきまして、農林水産業費に関しまして、委員中から、岩国市の農林水産業が目指す方向性について質疑があり、当局から、「つながりあう人づくり」「所得につながるものづくり」「働きやすい村づくり」「活力を生み出すふれあいづくり」という4つの振興テーマからなる、農林業振興基本方針の策定作業を現在進めている。この基本方針を取りまとめる中で、合併後の新岩国市の農林業が進むべき方向性を見出したい、との答弁がありました。
続いて委員中から、事業採択された地方の元気再生事業は地域活性化にどのようにかかわってくるのか、との質疑があり、当局から、地方の元気再生事業は、錦川の上流域で収穫した農産物を下流域で販売し、下流域で仕入れた生活用品等を上流域に届ける相互物流を通じて、都市と農村とをつなげていこうとする試みで、高齢化した小規模集落の方々に、少しでも収入を得ていただく効果もねらっている、との答弁がありました。
本件のうち、当委員会所管分は、慎重審査の結果、全会一致で認定すべきものと決しました。

 次に、認定第12号 平成19年度錦帯橋管理特別会計歳入歳出決算の認定についての審査におきまして、錦帯橋世界遺産推進事業に関しまして、委員中から、登録に向けての現状と見通しについて質疑があり、当局から、平成19年度も平成18年度と同じ内容の、錦帯橋と岩国の町割という複合体で提案書を再提出しているところであり、また、本年度には「錦帯橋を世界文化遺産にする会」から10万3,000人に上る署名簿が市長あてに提出され、有識者の意見書を添えて、県知事、市長連名で要望書として、文化庁に提出しているところである。 世界遺産暫定リストの選考結果発表は明日と聞いているが、今回暫定一覧表に万一載らなかったとしても、世界遺産への登録手続をあきらめるものではなく、錦帯橋そのものを技術遺産としてとらえ直し、整備していく必要もあるので、これからは、専門家及び地元の方々も交えていかに協議を進めていくかが重要だと考えている、との答弁がありました。
本件は、慎重審査の結果、
全会一致で可決すべきものと決しました。

なお、そのほかの案件につきましては、特に申し上げるべきことはございません。
 以上で、経済常任委員会の審査報告を終わります。


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