建設常任委員会委員長報告 

   建設常任委員会に付託されました事件について、審査した結果を御報告いたします。
認定第  1号 平成19年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定について
 本件のうち、当委員会所管分は、慎重審査の結果、認定すべきものと決しました。
認定第  7号 平成19年度岩国市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 14号 平成19年度岩国市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 
認定第 15号 平成19年度岩国市小規模下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 
認定第 17号 平成19年度岩国市水道事業会計決算の認定について
認定第 18号 平成19年度岩国市工業用水道事業会計決算の認定について
以上5件は、慎重審査の結果、認定すべきものと決しました。
議案第 88号 平成20年度岩国市一般会計補正予算(第2号)
 本議案のうち、当委員会所管分は、慎重審査の結果、原案妥当と認め可決すべきものと決しました。
議案第 98号 平成20年度岩国市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)
議案第104号 岩国市都市公園条例の一部を改正する条例
議案第105号 岩国市手数料条例の一部を改正する条例
議案第107号 岩国市統合型地理情報システム開発業務委託契約の 締結について
以上4議案は、慎重審査の結果、原案妥当と認め可決すべきものと決しました。

 
それでは、審査の状況について御報告申し上げます。
 議案第88号 平成20年度岩国市一般会計補正予算(第2号)のうち、当委員会所管分の審査におきまして、道路橋りょう費の道路用地購入事業に関しまして、
委員中から、今回の補正は、借地市道等の整理において、遠方に在住する地権者との用地交渉が生じたため、土地購入費を一部旅費に振りかえる内容となっているが、現在借地している市道はどのぐらいあるのか、との質疑があり、
当局から、現在供用開始している借地市道については、 平成20年4月時点で、有償借地は97筆、1,683平方メートル、地権者が
73名。無償借地は83筆、1万1,358平方メートル、地権者が49名。その他未契約用地は166筆、1,460平方メートル、地権者が148名である、との答弁がありました。
これを受けて委員中から、地権者の高齢化等により、年々相続が発生していることからも、筆界未定地も含め、借地市道の早期解消が必要ではないか、との質疑があり、
当局から、筆界未定地の解消に当たり、筆界特定制度を利用する方法等もあるが、多大な経費を必要とすることから、まずは有償借地の早期解消に向け、鋭意努力してまいりたい、との答弁がありました。
次に、河川費の法定外公共物管理委員会委員関係費に関しまして、
委員中から、愛宕山地域開発事業区域内にあった里道や水路などの 法定外公共物は、かつて周辺地域の住民が使用してきたものであり、 事業中止後は、当然原状に回復すべきものと考える。このような重大な案件については、法定外公共物管理条例に基づいて、管理委員会において審議し、市の方針を決定すべきではないか、との質疑があり、
当局から、愛宕山開発用地内の法定外公共物については、新住宅市街地開発法により、既に県と協議がなされている状況である。愛宕山開発事業中止後におけるその取り扱いは、法定外公共物管理条例を踏まえた上で、管理委員会に諮問するべきか、管理者が判断するべきかということについて、今後検討してまいりたい、との答弁がありました。
 本議案は、慎重審査の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。
 なお、そのほかの案件につきましては、特に申し上げるべきことはございません。
 以上で、建設常任委員会の審査報告を終わります。



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