総務常任委員会委員長報告 

  総務常任委員会に付託された事件について、審査した結果を御報告いたします。
認定第  1号 平成19年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定について
本件のうち、当委員会所管分は、慎重審査の結果、認定すべきものと決しました。
認定第  2号 平成19年度岩国市土地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定
        について
本件は、慎重審査の結果、認定すべきものと決しました。
議案第 88号 平成20年度岩国市一般会計補正予算(第2号)
 本議案のうち、当委員会所管分は、慎重審査の結果、原案妥当と認め可決すべきものと決しました。
議案第100号 岩国市職員定数条例等の一部を改正する条例
議案第108号 し尿処理施設(プラント)建設工事請負契約の一部変更について
以上2議案は、慎重審査の結果、原案妥当と認め可決すべきものと決しました。
請願第  5号 錦川清流線ダイヤ改正について 
本件は、不採択にすべきものと決しました。

 それでは、審査の状況につきまして、御報告いたします。
 認定第1号 平成19年度岩国市一般会計歳入歳出決算の認定についてのうち、当委員会所管分の審査におきまして、国際交流事業費に関しまして、委員中から、青少年の海外派遣は、事業のプログラムを見てもマンネリ化を感じている。人数を限定して派遣期間を長くするなど、見直しの時期にきているのではないのかとの質疑があり、当局から、この事業は平成2年度から実施していることから、このたび新たに追跡調査をしたいと考えている。その結果を踏まえ、青少年の国際感覚の醸成、国際理解に対する増進、将来的な地域リーダーの育成が達成できるように、見直しも視野に入れて検討してまいりたい、との答弁がありました。
次に、広報広聴費に関しまして、委員中から、各世帯への広報紙の配布は自治会にお願いしているが、住宅が分散化した地域もあり、自治会関係者は大変な労力を強いられている。こうしたことから、新聞の折り込みや郵送、メール便等に配布方法を変更する考えはないのかとの質疑があり、当局から、自治会に配布をお願いすることで、地域住民の連帯感が深まり、交流も図られている。さらに自治会活動の活性化等にもつながっていることから、今後も自治会に配布をお願いしてまいりたい、との答弁がありました。
 続いて委員中から、自治会には市から広報紙配布の手数料が支払われているが、この手数料はすべての自治会の会計において処理をするよう指導をすべきではないのかとの質疑があり、当局から、手数料の会計処理については各自治会がそれぞれの方法で処理をされていると思うが、そのあたりについては今後、自治会長と協議を行ってまいりたい、との答弁がありました。
 本件のうち、当委員会所管分につきましては、慎重審査の結果、全会一致で認定すべきものと決しました。


 次に、議案第88号 平成20年度岩国市一般会計補正予算(第2号)のうち、当委員会所管分の審査におきまして、委員中から、来庁された市民に対し、あいさつや親切な応対ができていない職員を見かけることがある。市民から信頼される職員の育成に向けてどのようなことを考えているのかとの質疑があり、当局から、職員みずから率先して来庁者に明るく笑顔で声をかけ、親切な応対をすることは当然のことであり、これまで接遇研修や各部署での指導等を行ってきたが、そういった指摘があることについては非常に残念であると受けとめている。今後とも職員への認識の徹底を図るため、各階に接遇の責任者を置くフロア・マネージャー制度等の導入も検討するとともに、職員一人一人が市民の立場に立ったきめ細かな接遇に心掛けるよう、なお一層の指導をしてまいりたい、との答弁がありました。
 本議案のうち、当委員会所管分につきましては、慎重審査の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。
 次に、請願第5号 錦川清流線ダイヤ改正についての審査におきまして、その審査過程で協議会に切りかえて協議した結果、請願の趣旨実現については困難なことが明らかになり、委員会に戻し採決した結果、賛成少数で不採択すべきものと決しました。
 なお、そのほかの案件につきましては、特に申し上げるべきことはございません。
 以上で、総務常任委員会の審査報告を終わります。



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