平成20年岩国市議会12月定例会報告
平成20年岩国市議会12月定例会報告
平成20年12月定例会は、12月1日から12月24日までの24日間の日程で開催されました。
議会開催中において、諸般の報告1件、監査報告2件、諮問2件、議案25件、請願1件、
議員提出議案4件(内意見書2件、決議案1件)が上程され、本会議並びに各常任委員会で
慎重審査が行われました。
まず、諸般の報告において、「請願6号 岩国市川西地区における新規墓地建設計画に
反対することについて」の処理経過として、現時点で市に墓地経営許可申請書が提出されて
いないこと、また、提出された場合は、請願の採択結果、議会や市民の意見を踏まえて協議
検討してまいりたいとの報告がされました。
次に、9月・10月分の例月出納検査について、一般会計・特別会計などの各会計とも適性
に処理されているとの監査委員からの報告がありました。
諮問2件については、人権擁護委員の任期満了に伴うもので、2人が引き続き法務大臣に
推薦されました。
議案25件の内、一般会計、特別会計、公営事業会計等の補正に関する13件は、本年度
人件費の調整及び事業費の確定見込みによる諸経費の調整を行うことが主な理由です。
条例に関する案件は9件で、本定例会において新聞紙上等で話題となっていました
「岩国市伊藤進教育振興基金条例」が制定されたこと等が含まれております。
近年、民間団体への業務委託が増えておりますが、岩国市民会館他1件の指定管理者の
指定についての議案がありました。また、旧市庁舎他解体工事請負契約については、
諸般の理由から工期が2か月遅れる内容に一部変更する議案も提出されました。
以上の25議案は、すべて可決されました。
また、周東食肉センター建設の早期実現を求めることについての請願は、採択されました。
また、一般質問は、12月9日から12月12日までの4日間行われ、議員21名が登壇しました。
質問項目に関しては、米軍再編に伴う安心・安全対策を始め、米軍家族住宅で注目が集まって
いる愛宕山地域開発事業などを中心に、医療、福祉、教育、インフラ整備等、市民の関心事が
多く取り上げられ、市長と議員で幅広く活発な議論が交わされました。
議会最終日に軽油価格の適正化を求める意見書等、議員提出議案4件が提出され、
3件が可決されました。
各常任委員会の審査状況については、各委員長報告をご覧ください。