経済常任委員会委員長報告 

 経済常任委員会に付託されました事件について、
審査した結果を御報告いたします。

議案第116号 平成20年度岩国市一般会計補正予算(第3号)
本議案のうち、当委員会所管分は、慎重審査の結果、
原案妥当と認め、可決すべきものと決しました。
議案第123号 平成20年度岩国市観光施設運営事業特別会計
補正予算(第2号)
議案第124号 平成20年度錦帯橋管理特別会計補正予算(第2号)
議案第125号 平成20年度岩国市市場事業特別会計補正予算
(第2号) 
議案第127号 平成20年度岩国市交通事業会計補正予算(第1号)
議案第136号 岩国市乗合自動車等使用料条例の一部を改正する条例
以上5議案は、慎重審査の結果、原案妥当と認め、
可決すべきものと決しました。

それでは、審査の状況について御報告申し上げます。
議案第116号 平成20年度岩国市一般会計補正予算(第3号)のうち、当委員会所管分の審査におきまして、商工費の中心市街地活性化対策事業に関し、
委員中から、事業の概要と物件委託料の内容について質疑があり、
当局から、中心市街地活性化対策事業は、現在、基本計画を策定している段階であるが、
岩国駅周辺の整備事業を主要事業にしたいと考えている。
そのためにも国土交通省から2分の1の補助を受けて行う「エコまちづくり事業」を活用し、
公共交通機関の利用を促進するとともに高齢者や障害者の利用にも配慮した都市環境の整備を目指している。物件委託料は主に、都市環境整備の要となる公共交通機関の整備のための調査費用であるが、依頼するコンサルタント会社は予算成立後、決定したい、との答弁がありました。

 続いて委員中から、中心市街地活性化基本計画策定までの平成21年2月に予定されているパブリックコメントは、最終検証段階であり、それ以前で市民の声を広く受けとめるには、
市としてどのような機会があると考えているか、との質疑があり、 当局から、法で定められた中心市街地活性化協議会があり、できるだけ偏りのない、さまざまな立場の方々に参画していただきながら、直接間接を問わず、多様な意見を聞いた上で、中心市街地活性化基本計画を今年度末に向けて策定したいと考えている、との答弁がありました。

本議案のうち、当委員会所管分は、慎重審査の結果、全会一致で
可決すべきものと決しました。

次に、議案第136号 平成20年度岩国市乗合自動車等使用料条例の一部を改正する条例の審査におきまして、
 
委員中から、岩国−広島間の高速バス運賃が、新条例を施行する平成21年2月1日以降、
片道800円から900円に上がることに伴い、定期券購入者にはどのような対応を考えているか、
との質疑があり、当局から、平成21年1月31日までに購入した定期券で、通勤定期券は新条例施行後であっても表示期間内は有効である。
その一方、通学定期券は割引率を引き上げる考えで、逆に安くなるため、平成21年2月1日以降の差額分は払い戻しする予定である、との答弁がありました。

本議案は、慎重審査の結果、全会一致で
可決すべきものと決しました。
 なお、そのほかの案件につきましては、特に申し上げるべきことはございません。
 以上で、経済常任委員会の審査報告を終わります。

               




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