総務常任委員会委員長報告 

  総務常任委員会に付託されました事件について、審査した結果を御報告いたします。
議案第116号 平成20年度岩国市一般会計補正予算(第3号)
 本議案のうち、当委員会所管分は、慎重審査の結果、原案妥当と認め可決すべきものと決しました。

議案第129号 岩国市生活交通バス条例
議案第131号 岩国市営バス福祉優待乗車証に関する条例の一部を改正する条例
議案第137号 旧市庁舎他解体工事請負契約の一部変更について
議案第138号 指定管理者の指定について
議案第139号 指定管理者の指定について
以上5議案は、慎重審査の結果、原案妥当と認め可決すべきものと決しました。

 それでは、審査の状況について御報告申し上げます。
議案第137号 旧市庁舎他解体工事請負契約の一部変更についての審査におきまして、委員中から、工期によって入札価格が変わってくる場合も考えられるので、工期の延長を安易にすべきではないのではないかとの質疑があり、当局から、このたびの工期延長の理由としては、9月の台風13号の影響により他地域での解体工事におくれが生じ、大型解体機械の岩国への搬入がおくれたこと、また、旧庁舎の柱部分の解体作業を行っていたところ、その周辺の梁の崩落が見られ、その現場が駐車場及び新庁舎に近かったことから、市民への安全の確保のため、より慎重な解体を余儀なくされ、約2カ月の工期延長が必要になったものであるとの答弁がありました。
これを受けて、委員中から、この工期延長による市民への影響やその対応策について質疑があり、当局から、解体工事終了後、来庁者用駐車場の整備工事を予定しており、2カ月の工期延長により駐車場の完成におくれが懸念されるが、早期完成に全力で努めてまいりたい。また、これまで周辺住民の方々から騒音や振動等の苦情が寄せられ、工期延長によりさらに御迷惑をおかけすることになるが、直接出向いて説明するなど、これまでと同様に誠意を持って対応してまいりたいとの答弁がありました。

本議案は、慎重審査の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。

 次に、議案第138号 指定管理者の指定についての審査におきまして、委員中から、市民会館の管理は、3月の本委員会において、経費縮減のために公募により指定管理者を選定すべきとの意見が多くあった。このたび公募が行われ、3者のうち最も安い管理料を示した事業者が選定されなかったと聞いているが、その理由について質疑があり、当局から、選定に当たっては、御指摘のあった施設に係る経費の縮減も含め、住民へのサービスの向上、適正な維持管理、施設の安定的な管理能力の4項目の選定基準を設けて、岩国市公の施設指定管理者選定委員会において審査が行われた。3者から提案のあった事業計画書の審査やヒアリング等が行われ、総合的に判断された結果、アクティオ株式会社が選定されたとの答弁がありました。

本議案は、慎重審査の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。
なお、そのほかの案件につきましては、特に申し上げるべきことはございません。
 以上で、総務常任委員会の審査報告を終わります。



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