平成21年岩国市議会3月定例会報告


平成21年3月定例会は、2月26日から3月24日までの27日間の日程で開催され、諸般の報告2件、監査報告5件、
報告6件、諮問1件、議案55件が上程されました。

議会初日には、市長の施政方針演説が行われ、在日米軍再編に伴う、市民の安心・安全対策について、
国とさらなる協議を重ね、多くの市民の納得のいく結果が出せるよう努力する旨の表明がありました。
また、愛宕山問題、民間空港再開、子育てしやすい環境づくり、地域振興、財政の健全化などについて
基本的な考えを表明されました。

一般質問は、4日間にわたり開催され、議員23名が通告に基づき登壇し、市長の施政方針、愛宕山
地域開発事業、周辺地域の諸問題等が多く取り上げられ、活発な質問が行われました。

各常任委員会審査報告は次のとおりです。
教育民生常任委員会においては、慎重審査の結果、付託された22議案が可決されました。
建設常任委員会においては、慎重審査の結果、付託された17議案が可決されました。
総務常任委員会においては、慎重審査の結果、付託された11議案が可決されました。
経済常任委員会においては、平成21年度岩国市交通事業会計予算の審査において議論が紛糾し、
2日間の慎重審査の結果、付託された13議案は可決されました。
なお、各常任委員会の審査報告は議会ホームページに掲載していますので御参照ください。

議会最終日には、議案第31号平成21年度岩国市交通事業会計予算に対する修正案が提出されましたが、
修正案は否決され、原案どおり可決されました。
また、議員提出議案として「村山談話(政府見解)の検証と見直しを求める意見書」が提出され、
賛成少数で否決されました。

 各常任委員会の審査状況については、各委員長報告をご覧ください。