経済常任委員会報告

経済常任委員会に付託された事件について、審査した結果を御報告いたします。

議案第61号 岩国市働く婦人の家条例の一部を改正する条例
議案第62号 岩国市らかん高原本郷野外活動交流施設の一部を改正する条例
議案第63号 周東町工業団地企業立地促進条例を廃止する条例

以上3議案は、慎重審査の結果、原案妥当と認め、可決すべきものと決しました。

それでは、審査の状況について御報告申し上げます。
議案第62号 岩国市らかん高原本郷野外活動交流施設条例の一部を改正する条例の審査におきまして、
委員中から、「らかん高原の一部の施設については、すでに錦町で指定管理を導入しているが、今回の条例が可決された場合、らかん高原全施設の管理方法はどのようになるのか」との質疑があり、
当局より、「今後は、一部施設を廃止し、錦町とあわせて一体的に管理することとし、指定管理者の公募を行っていきたい」との答弁がありました。
これを受けて委員中から、「現在多くの施設に指定管理者制度を導入しているが、施設の設置目的を十分達成できるような運営を行っているかをチェックする体制はできているのか」との質疑があり、
当局より、「指定管理者は、年度が終了するごとに市に事業報告書を提出することになっており、現在はこれをもとにチェックを行っている。今後は、より利用者のニーズに合った管理運営を行うため、アンケート結果を反映させるモニタリング方式を導入していきたい」との答弁がありました。
続いて委員中から、「指定管理者制度を導入している施設の中には、適切な管理がなされていないと感じる施設も見受けられる。提出された書類をチェックするだけではなく、職員が施設に小まめに足を運ぶなどといった、日常のチェック体制も整えていく必要があるのではないか」との質疑があり、
当局より、「御指摘があった点を踏まえ、今後も指定管理者制度の導入目的である、民間のノウハウの活用、効率的な運営、経費の節減やサービス向上を目指し、市民にとってよりよい施設となるよう努力してまいりたい」との答弁がありました。
本議案は、慎重審査の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。

なお、そのほかの案件につきましては、特に申し上げるべきことはございません。
 以上で、経済常任委員会の審査報告を終わります。