9月定例会が、9月2日から9月29日までの28日間の会期で開催されました。

議会初日には、諸般の報告10件、監査報告4件、報告2件、諮問2件、平成25年度一般会計及び特別会計等の歳入歳出決算の認定19件、平成26年度岩国市一般会計及び特別会計補正予算等、議案22件のほか、請願1件が上程され、さらには懲罰特別委員会審査報告がありました。

報告では、平成25年度財政の健全化判断比率等について、平成25年度決算及び連結実質収支は黒字となっており、実質赤字比率、連結実質赤字比率のいずれも健全段階の範囲となっており、実質公債費比率、将来負担比率についてはいずれも早期健全化基準を下回っており、前年度に比べ改善しているとの説明がありました。これらの比率が一定水準を超えると地方債を発行する場合には、総務大臣の認可が必要となってきます。

19件の平成25年度各会計の歳入歳出決算の認定、平成26年度岩国市一般会計補正予算ほか、各特別会計の補正予算、条例の制定、条例の一部改正、工事請負契約の締結等22議案、請願1件が、各常任委員会に付託されました。

9月10日からの一般質問は、4日間で24人が登壇し、活発な議論が行われました。

一般質問4日目の9月16日には、一般質問の終了後、本年8月に発生した豪雨被害に伴う災害復旧費等に要する経費を、緊急的に予算措置する必要が生じたことから、平成26年度岩国市一般会計補正予算(第2号)が上程され、また、請願2件が上程され、各常任委員会に付託されました。

最終日には、平成25年度歳入歳出決算関係の認定や、平成26年度一般会計に17億4,223万5,000円を追加する補正予算(第1号)及び18億5,923万9,000円を追加する補正予算(第2号)などの議案について、各常任委員会の審査内容を報告後、質疑、討論、採決を行い、いずれも原案通り可決されました。

続いて議員提出議案として「軽度外傷性脳損傷(MTBI)に関する周知及び労災認定基準の改正などを求める意見書」「「手話言語法」制定を求める意見書」が上程され、いずれも原案通り可決されました。